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魚のまち、氷見。そこから発信する海あり、山ありなスローな日々。


by tsuriya
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時にはお薬も必要です。

時にはお薬も必要です。_c0146523_13151014.jpg
晴れ

昨日は夏日になる予報が、急に発達した低気圧が石川県、富山県でスコールのような雨を降らせました。そのせいで午後からはかなり涼しい一日となりました。しかし、今日からはまたお天気が続く予報。北陸地方の梅雨はいったいどこに?

さて、昨日はマグロのことで頭がいっぱいでしたが今日はブドウの栽培のことを。農園ではセイジ社長とハヤトさんの管理のもと、柱立ての準備や病害虫対策などが進められています。農薬をできるだけ使わない農法を行うといっても、全く野放しというわけにもいきません。特に生まれたての新芽を完全な自然まかせにしてしまえば、さまざまな害虫や病気にやられてしまいますもんね。自然派ワインと呼ばれるワインの作り方にも、いろいろなやりかたがあるそうで、栽培については大きく3つに分類されるそうです。以下、自分なりにとあるサイトから引用でお勉強。

1.リュット・レゾネ(減農薬農法)
自然環境を尊重し、極力、化学肥料や農薬などを使用せずにぶどうを栽培する方法のこと。ぶどう栽培において、化学肥料や農薬などを使用することを前提にしておらず、どうしても必要なときだけ必要最低限の量を使用する。

2.ビオロジック(有機農法)
有機農法によるぶどう栽培のこと。化学肥料や除草剤、殺虫剤などの化学農薬を一切使用しない。病虫害予防に一部の調製品の使用が認められている。

3.ビオディナミ(生力学農法)
オーストリアの思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱した、生物の潜在的な力を引き出した土壌に活力を与えて植物を育てる農法。化学肥料や農薬などを一切使用しない点はビオロジックと同じだが、プレパラシオンとよばれる自然界に存在する物質から生成された調剤を畑に散布し、月や惑星の動きを考慮してぶどうを育てる。ビオディナミとは自然に任せるだけではなく、自然の本来持っている力に働きかけて、それを最大限に引き出してぶどうをつくる方法。

釣屋の農園では牛の堆肥や落ち葉、刈り取った草などを使った土づくりをし、化学肥料や除草剤などを使わない育て方をしてます。いずれにせよ、いまのところ自然派街道まっしぐらですね(^_^)

時にはお薬も必要です。_c0146523_13122294.jpg
▲葉っぱに薬を散布するハヤトさん&マナブさん。(12日撮影)
by tsuriya | 2008-06-14 13:12 | diary